《自己PRの書き方とポイントについて》
自己PR文は基本的には新卒採用で必要な書類になってきます。職務経歴が無い分、自己PRでどのように企業に対し印象付けるかが重要になります。
特別なことを書く必要はありません。大切なことは「留学中にどのようなことに注力をしたのか?」、「入社にあたって留学経験をどのように企業に反映させるのか?」など採用者担当者が皆様ともっと話をしてみたいと思うよう興味を持ってもらうことが大切です。皆様の留学経験は企業にとって興味のある事象になりますので、書き方に重点をおいて説明させて頂きます。
■作成前に考えること
留学先でのバイト経験や学校でのサークルでの活動内容があれば、しっかりと盛り込んで下さい。仮に、特別な活動をしていない場合でも留学中の生活の中で意識して取り組んでいたことなど考え、自己分析をし、取り組んでいた事象に対しどのようにアプローチしてきたか、結果はどのようになったかなど一つの事象に対し掘り下して考えることが非常に大切になってきます。
■書き方のポイント
・冒頭にご自身の強みをアピールして下さい。その際に、どのような成果をあげることができたかを詳しく説明することが大切です。例えば留学中に、一番苦労し努力したことなど、最もご自身がアピールしたい部分を記載して下さい。ご自身のことを俯瞰的に捉え自己評価することが重要です。
・上記の成果までの過程を明記して下さい。その際に、ご自身が味わった挫折や失敗談なども盛り込むとより効果的です。マイナスな情報を明記した上で、その経験からどのように状況を打開し努力をして成果を上げたのかが重要になってきます。さらに、大切なことはどのようにして努力をしたかを抽象的ではなく、数字などを用いて当時の様子を具体的に明記することが大切です。
・PR文の最後における大切なことは、ご自身の留学中経験や習得した能力が企業に対しどのような貢献ができるかを明記することが大切になってきます。入社後のご自身の活躍を採用担当者にイメージしてもらうことが重要になってきます。
■気をつけるべきこと
・手書きの際は、丁寧な字体で書くことが重要になります。書くことに対し向き不向きがあるので、ここでいう丁寧とは字体のガタつきや傾きを気をつけるということです。記入の際は平らな机で作業を行うなどし、訂正箇所においても修正液や修正テープなどは使用せず書き直しが必要です。
・読む側の気持ちになって作成しましょう。文字量が多ければ良いというわけではありません。適正な文字量で尚且つ、全体のバランスも考え文字の大きさにも気をつけて作成して下さい。文字量は500字程度が望ましいです。
・内容と同じくレイアウトも大切な要素です。採用担当者の視覚的情報によってご自身の構成力なども評価することが往々にしてあります。PC入力をされるのであれば見出しの文字を太くして下線を引くなど工夫するより効果的です。
■プラスαの要素も加味する
留学経験や語学力以外にも、ご自身の趣味・特技・資格・免許なども加味しご自身の魅力を伝えることができれば効果的です。この際、考えるべきは2点あります。
・その情報が企業側に対しどのような貢献ができるか
・ご自身の人間性をアピールすることができるか
上記のうち、一つでも加味されることが必要です。留学経験者だとどうしても、留学中のことばかりの情報になってきますが、本来、評価されるべきは皆様の人間性になってきます。留学経験者はただの英語話者では無いということしっかりと企業に伝えることがとても重要なことです。
弊社と致しましても、語学力だけ先行している留学経験者のイメージを払拭するため日々、企業に対し説明をしております。今後のグローバル社会において注視すべきことは《語学力》×《異文化理解力》×《留学で得た様々な経験》×《グローバル人間力》になり、皆様ご自身の習得している能力を企業にアピールすることが企業とのマッチングになります。
TIP TOP JOBは《語学力》だけでなく、《語学力×留学経験》という価値を求めている企業と求職者の間に入って留学後の人生をサポートしていきます。