<転職・就職活動 基本を大切にする>
留学経験をお持ちの転職・就活中のみなさんは、多くの求職者の中で輝く存在として自己PRや志望動機を考えて試験・面接に臨まれることでしょう。試験・面接に臨む際に、改めて基本的な事柄を振り返り、より好印象な社会人としての振る舞いを大切にしてください。
■信頼できる人材
転職・就活において注目されるポイントは、有能な人材であるか否か、だけではありません。企業は、採用した人材が確実に活躍できる素材であるかどうかを見極めます。また、人材教育をしたり、すぐに需要があるとは限らない新たな人材をリソースとして抱えたりすることは、人材に対する投資です。そして、社員は様々な権限を与えられ、会社の名前を背負って就業します。そのため、最も重要なことは信頼の置ける人材であることなのです。
■基礎的な能力を高める
いくら有能でも、マナー、言葉遣い、話し方や身なりなどが乱れていたら、信頼の置ける社会人とはみなされません。転職・就活では、基本を大切にすることで、みなさん1人1人の魅力がより伝わり易くなるのです。マナー、言葉遣い、話し方や身なりなどを整えることは、就労以前に人として大切な基礎的な能力の1つなのです。
<履歴書など>
文字を書く時は、読み手にわかり易く丁寧に書くことが大切です。また、誤字は修正せず新しい用紙に書き直します。自己PRにカラーペンでデコレーションするなど、余計なことを書くのはマナー違反です。自由書式では表などを挿入することは可能ですが、あくまで、適切な文章を丁寧に書き、自分自身を表現します。
<服装>
転職・就活にふさわしい服装を選びます。スーツ、革靴・パンプス、清潔感のあるヘアスタイルを心がけましょう。女性のメイクは、華美なものは厳禁です。ヘアスタイルなどと同じように、社会人のマナーの範囲でナチュラルメイクを施しましょう。試験・面接だけでなく、社会人としての服装、身だしなみは、ファッションではなく、マナーであることを念頭に置きます。
<言葉遣い>
自分自身を一人称で呼称する場合は、男女問わず「私(わたくし)」を用います。また、謙譲語、尊敬語、丁寧語など、適切な敬語を使用します。敬語の使用は正確であることが最も大切ですが、「〇〇させて頂く」などのように、正確ではなくても慣用される中で、好まれる表現もあります。ただし、正確な言語を理解した上で、使用する必要があることに注意しましょう。
<話し方>
大きすぎる声や、語尾を正確に話さないなど、社会人の話し方として不適切なことは避けましょう。その場に応じた声の大きさは、相手に安心感とマナーの良い印象を与えます。反対に、大きな声は、不快感や粗雑な印象を与えるので控えましょう。
■有能な人材としての一歩
特別なことはありませんが、日頃の生活の中から1つ1つ意識していくことで、社会人として適した振る舞いが身に付きます。有能な人材としての一歩は、まず、自分自身を適切に保つ冷静さとマナーの良さが大切なのです。
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