《留学経験を活かして働く仕事 英文事務》
■英文を用いた事務
英文事務とは、主に、英語で書類を作成する事務職です。業務内容は、主に、輸出入にかかわる書類、社内の会議やプレゼンで使用する英文資料の作成となっています。一般的には、電話応対などは少なく、文書による英語力が問われるので、コミュニケーションなどの実践の場での英語使用が苦手な方にも適した仕事となっています。
■就労先、必要な《英語力》のレベルは様々
メーカー、IT、金融、マスコミ、シンクタンクなど、就労の場は様々です。
主な就労先はメーカー関連となっており、海外の取引先との英文書による発注・受注を日常業務としています。定型のものであればフォーマットがあり、比較的易しい内容ですが、オーダーメイドになると品物の詳細な表記・読解が求められます。
企業によりアシスタントから専門業務まで、専門性や求められる《英語力》の難易度は異なりますので、一概に高度でなければならないということはありません。
<中級 : TOEIC600点~>
TOEIC600点~就労できる比較的易しい英文事務の業務内容は、主に、フォーマットを使用した文書作成となっています。また、その他、書類の翻訳作業など文章作成・理解・翻訳する能力が求められるので、多くの留学経験者を対象としています。
経験を積むことで、後述する上級の英文事務として活躍することも可能です。業務の幅が広がるため、中級とは異なり、コミュニケーション能力が求められる点に注意が必要です。
<上級 : TOEIC700~800点>
より高度な《英語力》を習得している場合は、業務の責任や内容の幅が広がります。TOEICスコア700~800点の方は、フォーマットを使用した書類作成だけでなく、ビジネスレターの作成、メール・電話の応対、その他、細かな交渉などを任されます。また、上級の英文事務では、通訳・翻訳として活躍するなど、留学経験者の活躍のステージとして非常に興味深い仕事です。正確な《英語力》やビジネスに対する知識・経験・理解が活かされる重要なポストで就労することが可能です。
■その他の能力
事務職なので、OA機器の操作、電話応対、基礎的なビジネス英語・マナーなどを習得している必要があります。海外の取引先とのやりとりを業務とするため、その国の文化、習慣、休日の感覚などの異文化理解、また、知らない国であればその国について学習する姿勢が求められます。
■留学経験者の活躍が期待される事務職
このように、英文事務は多くの留学経験者を対象とした一般事務全般を担う事務職として注目されています。経験を積むことでより重要なポストで活躍することができるので、キャリアが限定されることはありません。多くの留学経験者を対象にした英語事務では、みなさんの活躍が期待されています。
英語力 |
TOEIC 600~ |
専門性 |
不問~高度 |
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