《海外留学経験を活かして働く仕事 海外赴任・農林水産業》
■海外に赴任して働く
グローバル展開をしている国内企業では、海外赴任を希望して海外で働くことが可能です。今回は、TOEICスコアランキングで上位にランクインする農林水産業のうち、水産業の海外業務について見ていきましょう。
■海外赴任~農林水産業~
日々の食卓からもわかるように私たちの暮らしの中で、海外からの輸入水産物は欠かせません。そこで、海外では原料の買い付けから加工に至る様々な業務を展開しています。水産業では、主に、海外営業と現地加工工場の製造責任者とに分かれます。
<海外営業>
留学経験者の多くが注目する海外営業では、材料の買い付けから輸出業務だけでなく、現地での販売・販路拡大など、多くの業務を担当します。販売では、ホテル、レストラン、などの現地の取引先への積極的な営業力が求められます。また、近年は世界的に水産物への注目が集まり、買い付けにおいては、世界各国との間で高い競争力が問われます。このように水産業では、《語学力》だけでなく、実行力、チャレンジ精神、コミュニケーション能力を始めとした《留学経験》が、世界のステージで活躍する上で大変重要な素養として求められるのです。
<製造責任者>
製造責任者は、製造・材料の状況確認、等級分け、在庫確認などを日々の業務としています。特に重要な業務は、海外生産拠点との製造数の打ち合わせです。遠隔地とのやりとりであることも珍しくなく、対面したコミュニケーション以上に高度な《語学力》が求められます。《留学経験》においては、交渉力などを含むコミュニケーション能力、決断力、実行力など多くの能力が発揮されます。また、相手の指示を的確に理解するためには、文脈理解や資料を読むための読解力など、より高度な英語力が活かされるのです。
その他の業務では、原料調達のための漁船とのやりとりなど、内容は多岐にわたります。
水産業で特に《語学力》が求められる理由は、日本国内での水産物の消費が世界のトップクラスであることに由来します。そのため、グローバルなステージで各国と互角に競争することができる非常に興味深い業種として成長を遂げているのです。今後、世界的に見られる健康志向の高まりから、よりヘルシーである水産物に対する関心はますます高まることが予想されています。そのため、海外営業ではより優れた営業力が求められ、製造責任者には厳しい淘汰を勝ち抜くための手腕が試されるのです。
英語力 |
ビジネス TOEIC720~ |
専門性 |
製造責任・営業力 |
このように、海外赴任では《語学力》はもとより、業種や業務内容によって活かされる《留学経験》は様々です。TIP TOP JOBの優れたマッチングにより、適した企業との出会いが、みなさん1人1人の未来を変えていくのです。
TIP TOP JOBは《語学力》だけでなく、《語学力×留学経験》という価値を求めている企業と求職者の間に入って留学後の人生をサポートしていきます。