《1人1人が造り上げる留学経験者という人材の層》
海外留学に旅立つ多くの学習者は、帰国後のグローバルな活躍を目標に掲げています。しかし、現状では、90%もの留学経験者が現在の就労に留学経験を活かせていないと感じているのです。それは、まず、留学経験者の活躍するためルートがないことにあります。次に、留学経験者の能力を発揮するためのステージが確立されていないことが問題になるのです。しかし、社会のグローバル化は確実に英語需要を拡大します。TIP TOP JOBは、留学経験者の活躍するためのルート、ステージが確立されていないことにチャンスがあると捉えています。それは、私たちとみなさんで造っていくことができると考えているからです。
■採用の遅れにより考えられるチャンス
留学経験者の採用が遅れていることを、一概にマイナスに捉える必要はありません。何故なら、ここにはいくつかのチャンスを見出すことができるからです。留学経験者の就活・転職に際して企業に採用実績がないことを例に、チャンスについて考えていきましょう。
<採用の遅れにより考えられるチャンス>
企業側の採用の遅れにより生じること |
求職者に考えられるチャンス |
留学経験者とは 「このような人材でなければならない」 という採用基準、固定観念がない |
◎個性を持つ者の活躍の自由度が高い ◎誰もが就労するチャンスがある ◎1人1人が多様なモデルを造り上げていく |
企業側に「このような人材でなければならない」という固定観念やイメージが定着していないことは、様々な個性を持つ者の活躍の自由度をあげ、誰もが就労するチャンスにつながると考えられます。また、留学経験を持つ人材とはどのような存在であるのかを、1人1人が造り上げていくことを意味しているのです。
■人材の多様性
国内大学卒業者の採用に着目すると、企業の採用基準は固定化されています。それにより、何らかの個性を持つことをマイナスと捉える動きが生じるのです。それらは、企業の採用活動の便宜をはかることには貢献しますが、グローバル化に適さないドメスティックなカラーを強めることにもなっています。
その一方で、留学経験者の採用の黎明期である現在は、みなさん1人1人が、意味を持つ固有の存在として輝くチャンスがあるのです。そして、やがて確立されていく留学経験者の採用基準を造り上げていくことにつながります。しかし、それは国内大学卒業者の採用基準のような画一的なものではなく、グローバル社会に対応する多様性に富んだ有能な人材の層として認められるものになって欲しいと考えています。そのためには、みなさん1人1人の活躍が必要なのです。TIP TOP JOBは、多様性に富んだ留学経験者の活躍のためのルート、ステージを、みなさんとともに築いていくことを目指しています。
TIP TOP JOBは《語学力》だけでなく、《語学力×留学経験》という価値を求めている企業と求職者の間に入って留学後の人生をサポートしていきます。