《留学経験を活かして働く仕事 ヘルプデスク》
■IT業界でヘルプデスクとして働く
IT分野で《英語力》を活かした活躍が期待されるヘルプデスクについてご紹介します。SEなどの設計技術者ではなく、運用のアドバイザーとして主にコミュニケーションに特化した仕事です。多くの留学経験者が活躍するヘルプデスクについてご紹介します。
■概要
ヘルプデスクとは、主に、システム・プログラム・アプリケーション設計・運用関連業務の中で、様々な問い合わせやエラーに応対する役割を担います。また、PCのカスタマーセンターのように、設定に関する問い合わせ対応をヘルプデスクとして採用することもあります。
外資系企業、国内企業問わずグローバル展開する企業では、国内外から多くの問い合わせがあります。ヘルプデスクでは、それらの問い合わせに対して、電話やメールを用いて適宜、英語での応対をしています。また、海外出身者が従事していることもあり、職場のチームワークの中で《英語力》を活かすことも可能です。
■業務内容
海外現地法人、国内企業の顧客・販売管理システムや、社内のヘルプデスクとしての役割を業務としています。社内では、申請などのワークフローシステムのサポートとして、日本語・英語で電話やメールの応対をします。
問い合わせ内容は主に、操作面でのサポートとなっています。その他、応対記録のためのデータ入力、オペレーションのマニュアル作成など、PC操作をすることがメイン業務となっています。
<社内SEとの違い>
社内ヘルプデスクと、社内SEとの明確な違いは、前者は、問い合わせに対する応対をメイン業務としているのに対し、後者は、システムの運用・保守管理であることです。ヘルプデスクは、SEの業務であるシステム運用・保守管理をサポートする役割です。SEとは違い高い専門性を求められることがないため、IT技術に興味・関心のある方であれば、どなたでも就労が可能です。
<問い合わせ対象>
・業務システムなど。
・PC、スマートフォン、タブレット、プリンタ、その他機器など。
<コミュニケーション能力>
日本語・英語での問い合わせに対して、それぞれの言語を使用してわかり易く説明するコミュニケーション能力が求められます。問い合わせ、エラーの内容の適切なリスニング、サポートの際のわかり易い説明をするためのスピーキング力を含むコミュニケーション能力が活かされる仕事です。
<転職者に求められる能力>
- OSのサポート経験
- インターネットに関する基本的知識や機器設定経験など
※新卒者、未経験者の採用の際はこの限りではありません。
■活かさせる留学経験者の能力の例
コミュニケーション能力(リスニング・スピーキング)、課題(問題)発見・解決能力、柔軟性、判断力など。
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