《留学経験を活かして働く仕事 SEシステムエンジニア》
■SEシステムエンジニアとして働く
IT分野で活躍するSEシステムエンジニアは、グローバルな活躍が期待されています。世界の注目が集まるAI開発の中核的存在として成長が期待される分野です。留学経験者に適した職業の1つとして注目されるSEについてご紹介します。
■概要
SEとは、システムの設計、開発、検証、テストから運用・保守管理までを担うITのエンジニアを呼称します。プログラマーとの明確な差異は、企業によりますが、主にプログラミングを業務とするプログラマーとは違い、システムそのものの設計から管理までを業務とするエンジニアをSEとしています。そのため、業務の中でプログラミングをしない企業も多く見受けられます。
■業務内容
クライアントからのヒアリング、打ち合わせから、システムの仕様書の作成、システムの基本設計・詳細設計、テスト、運用・保守管理をします。このうち、プログラミングを業務とする場合と、そうでない場合とに分かれます。その他、OSとアプリケーションの間に用いるミドルウェアやデーターベースの管理・設計なども業務としています。
<コミュニケーション>
クライアントや運用管理の場面で、システムの詳細な説明をする機会が多く、コミュニケーション能力が求められます。クライアントやユーザーはIT技術やシステムについて必ずしも詳しいとは限りません。クライアントの理解の程度に合わせて、わかり易く説明する必要があるのです。日本語・英語のコミュニケーション能力が発揮できる仕事です。
<資格の有無>
SEになるには、明確な資格はなく、知識や経験があればどなたでも就労できます。国家資格では、「情報処理技術者試験」関連の資格があります。基本情報技術者試験/応用情報技術者試験、その他、各種ベンダー試験がありますが、実践力を問うことにウエイトが置かれています。
<プロジェクト>
複数人(例: 3~10人)からなるプロジェクト形式で業務を進めていきます。
<プロジェクトの例>
顧客システム開発/カーナビシステム開発/企業サーバー管理/空港系システム/家電制御システム/AI画像認識システム
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※Webシステム開発からインフラ関連まで、企業により様々な分野のシステム設計・管理を請け負います。
<特に求める能力>
《英語力》にプラスして、今後の進化が期待されるAI開発の分野では、新たな需要が高まっています。業界全体のAIに対する注目度は大変高く、どの企業でも、大学院でのAI研究を履修した専門知識を持つ人材への優遇・採用が進められています。
- 活かさせる留学経験者の能力の例
コミュニケーション能力、課題(問題)発見・解決能力、チャレンジ精神、柔軟性、実行力など。
英語力 |
日常会話以上~ |
専門性 |
転職 ・経験・AIなど 新卒者 ・情報・AIなど |
AIに対する注目から、今後の成長が特に期待される分野です。ボーダーレスな活躍を求める留学経験者に適した仕事となっています。
TIP TOP JOBは《語学力》だけでなく、《語学力×留学経験》という価値を求めている企業と求職者の間に入って留学後の人生をサポートしていきます。