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グローバル社会と留学経験者の活躍の可能性

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TIP TOP JOB

 

◾️グローバル社会と留学経験者の活躍の可能性

 

 グローバル社会の深化と共に、世界への進出企業の増加、生産拠点のグローバルな分散、販売市場の開拓など、様々な変化が見られています。製造業においては、自社工場を海外に持つ企業が多くを占めており、これらの光景が当たり前にみられることからも、グローバル化を身近に感じられます。それらの世界のステージで用いられる言語は世界共通語である英語です。欧米だけにとどまらず、アジアでも、互いの意思疎通を図るために英語が用いられているのです。

TIPTOPJOBは、このようなグローバル社会に必要な人材である留学経験者に特化した就職を実現します。そこで、グローバル化の現状と、留学経験者の活躍の可能性について考えていきましょう。

 

■身近なグローバリゼーション

 

 Made in China、Made in Koreaなど、中国製、韓国製の品物が多いように、最近では、タイ、ベトナムなどの製品も増えています。さらにミャンマーカンボジアバングラディシュなど、これまでに見られなかった国の製品が流通するようになりました。このような、製造の効率化をはかるためになされることも、グローバル化の一部なのです。グローバルな視点でものを考えると、欧米だけでなく、アジア、中東、南米や、やがてアフリカなども我々の身近な国となっていくことは遠い未来の話ではありません。グローバル化というと、社内公用語を英語にすること、海外赴任などが先に浮かびますが、製品の製造や流通においても、グローバル規模での移動が深化していくことを意味しています。

 

 

■英語の重要性と自由度

 

 英語力についても、多様であることがグローバル社会の魅力の1つです。英語の習熟度も、英語圏のネイティブと第二言語である国との間には違いがあり、トラディショナルな英語・米語でなくても、英語話者であれば、活躍するステージは増加し続けていくのです。留学経験者は、アメリカ・カナダ・オーストラリアを始めとした欧米留学と、シンガポール・マレーシア・フィリピンなどのアジア留学とに大別される一方で、教育のグローバル化も近年急速に進んでいます。それらの試みにより、アジアで欧米と同様の教育と英語を修了した人も多くいるのです。このように、グローバル社会は、人、情報、物、教育など、あらゆることに開かれていく新たな社会を意味しています。そして、留学経験者が持つ能力として高く評価されるチャレンジ精神が、グローバル社会での活躍のステージを拡大します。常に挑戦者であり続けること、現状打開志向を持つこと、それらが、これからの社会では求められるのです。

 

 

■日常業務の中に求められる英語力

 

 先述したように製造業のグローバル化は、いち早く進んでいますが、今後は経営のグローバル化が進んでいくと考えられています。ここでは、日常業務に見る英語力について、製造業を例にご紹介します。まず、海外に工場を持つ製造業では、日常業務の中で、英語での電話の取次ぎや、メールの送受信が頻繁に行なわれています。そして、優秀な人材であれば若手の社員であっても現地工場や企業への海外出張が業務に加わります。使用する言語は英語です。挨拶、打ち合わせ、会議やプレゼン、そして、会食など、ごく一般の社会人にこれだけのことが求められるのは、今では大手に限ったことではありません。採用条件に英語力を一切問わない一般の中小企業や零細企業でも、このような業務を与えられるのです。国内大学出身者で、TOEICスコアを持っていなくても、片言の英語を駆使して臨んでいる光景は、製造業ではごく当たり前になっています。確実にグローバル社会は深化しているのです。

 

 留学経験者に特化した採用をしていない企業でもこのような状況になっており、さらに、派遣社員やパート職員にも、簡単な英語力を問うことは珍しくありません。一般に、留学経験を活かした就労を求める場合には、あえて留学経験を問わない企業を選択することで、思いがけず英語力やその他の能力を発揮するシーンに出会うことがままあるのです。企業が英語力に特化した採用をしていない理由は、英語力よりもその人材の持つ能力の高さを求めるためだと言われています。しかし、TIPTOPJOBでは、このようなシーンに留学経験者の活躍の機会があると改めて見直す時期に来ていると感じているのです。有能な人材であり、かつ、英語力のある留学経験者という求人の層が確立することで、留学経験者の活躍のステージと需要は格段に増加していくのです。

 

 

■留学経験という個性

 

 グローバル社会は、国籍や習慣を始めとしたあらゆることが多様性に富んだ社会です。そこで活躍するためには、まず、異なる者の集まりの中で他を牽引していく個性やバイタリティーが必要だと言われています。そこで、留学経験はキャリアという観点だけでなく、個性として自身の魅力の1つと捉えることが新たな糸口となると考えます。採用の場でよく聞かれる企業側が留学経験者に対して持つマイナスのイメージは、この個性としての捉え方に対する視点の発見がなされていないことにあるとも考えられるのです。それは、企業側だけでなく、留学経験の当事者であるみなさん自身も同様です。まず、自らが個性として肯定していくことが、求められるのです。そして、企業の持つマイナスのイメージは、1つの個性として立ち上げることで、利益をもたらし得るものとなるのです。前者については、a1. 海外留学経験者の就活、就労の現状を、後者については、a4. 企業が気付いていない留学経験者の価値をご参照ください。例えば、企業側のイメージでは、「国内では不要と思われる異文化に対する理解」を、個性としてプラスに転換することで、「互換性のある商品開発が可能な個人」という魅力として立ち上がるのです。

英語力や留学経験で得た能力は個性として捉えることで、活躍の場や他者からの評価に対する自らの姿勢の在り方がおのずと変化していくのです。留学経験者は、留学経験という異質なものを内包しているのではなく、留学経験という1つの個性を持っていると捉えることで、より自然なものとして浸透していくのかも知れません。TIPTOPJOBでは、特別視されがちな留学経験を多様性の1つの尊い要素と考え、新たな社会の在り方をみなさんと共に考えていきます。