<3D-CADオペレーターになる ~ 3D-CADが支えるイノベーション ~>
3D-CAD(3次元CAD)オペレーションの分野は、留学経験者の活躍の場として注目されています。国内で培ったイノベーションのグローバル化の実現においてなくてはならない3D-CADについてご紹介します。
■3D-CADとは
CADとは「Computer Aided Design」の略称で、コンピュータで製図するためのソフトです。これらは、3D(3次元)で精度の高い図面を作成します。機械・建築・土木・電気用からなり、製図の用途により、それぞれ適したものを用います。
立体の状態で製図していくため、360度のチェックが可能で、製図の段階で疑似的に立体物を再現します。また、見やすさ、伝わりやすさに特化した製図ができます。さらに、図面としての精度の高さだけでなく、製品の開発やコスト面でも効率がアップします。このような技術を用いて、グローバルなイノベーションを目標とし、多くの企業では留学経験者の採用を進めているのです。
<2D-CADとの違い>
2D-CADは、平面に展開されていたため、図面を理解するためには読図能力が必要でした。しかし、3D-CADは平面に展開することなく3次元で部品1つ1つから製図するため、完成した図面は、専門的な知識や経験がなくても誰にでも理解できる大変優れたものになります。
<スピード化・合理化>
3D製図だけでなく、体積、表面積、質量、重心など、多くの幾何情報を計算することも可能です。これらを用いて、製品の設計・開発・試作・デザインなどの行程における、スピード化、合理化を叶えます。また、精度が高い幾何情報の計算能力から、得られるメリットはコスト計算や、試作の効率化をはかり、イノベーションのさらなる進化に寄与します。
<グローバル化>
プレゼンの質を向上させ、3D-CADによる設計・開発・試作・情報・デザインなど、あらゆる分野のグローバル化を助けます。留学経験者の《語学力》と《留学経験》に、3D-CADの技術が加わることで、誰の眼にも理解できる製品のアイディアを伝えられるのです。
<試作の効率化>
CADが可能にする能力の中に、製品の試作段階での効率化があげられます。フロントローディングと呼ばれ、試作の段階から部品1つに至るまで立体で理解することができるため、このように言われています。
<転職…経験への評価>
CAD経験がある場合は、転職の際に非常にプラス評価を得られます。使用ソフトとは関係なく、CADオペレーションの理解・経験が採用につながるのです。
■進化するCAD
CADの分野でも、技術的な進化が進み、近年では非常に高度な製図を可能にしています。より難易度の高いCADオペレーション技術を身に付けることで、機械・工業・航空などの分野でも活躍が期待されているのです。また、急速なグローバル化が進んでいるため、留学経験者の採用への期待が高まっています。海外留学を志したチャレンジ精神、知らないことを知りたいと思う好奇心・向上心、また、異文化理解によるニーズへの柔軟な適応など、留学経験者の持つ能力が発揮できる分野です。
TIP TOP JOBは《語学力》だけでなく、《語学力×留学経験》という価値を求めている企業と求職者の間に入って留学後の人生をサポートしていきます。