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《シンガポール・マレーシアの留学から得るものとは》

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第一回

 

 TIP TOP JOB東京の黒田です。私、先週末から五日間ほどシンガポールとマレーシアのクアラルンプール、ペナンに海外出張に行って参りました。目的と致しましては大学やインターナショナル・スクールの視察と現地日系企業の視察になります。短期間の間でしたが、アジア留学をしたことにより得るものは語学力だけではないということが再認識することができました。

2シリーズに分けて私が感じたことを発信していきたいと思います。今回は「語学力以外に何が身につけることができるのか」ということに焦点をおいてお話させて頂きます。

 

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■多様な文化と人種が共存している

 

 私が渡航したのが、2/15-19になり現地では春節(中国の旧正月)の真っ只中

でした。シンガポール、マレーシアは皆様もご存知の通り多民族国家として形成されております。中華系、マレー系、インド系が主な人種で、長期滞在者向けビザによりその他の人種も数多く生活しており互いが認めて合い共存共生が成り立っているため、季節ごとの祝日なども年間通して人種や宗教によって様々です。この度の春節は中華系の正月ということもあり、中華系の商店や企業が休日になっておりましたが、その他の人種に関しては通常通り生活や就労をしており経済は動いております。シンガポールやマレーシアの人種の割合ですと、中華系が半分を占めているため従来よりは少し活気がなかったように思います。

 

日本での年間を通しての祭り事はどのようなものが想像できますか? そして、皆様は祭り事が本来持っている意味をご存知でしょうか? 日本という国もクリスマスやハロウィンなどが行われある種の多様性はありますが、全国民が本来の意味を認識しているかと言えば疑問が残ります。しかし、シンガポールやマレーシアにおいては互いの人種や宗教の本来の意味を認識した上で、日々の行事や年間の行事が行われます。仮に、このような国に日本人が留学したとなれば、語学力なんてものではなく人間としての厚みが増し広い見聞を持つことができます。

 

■食から文化を理解する

 

 「食べる」ということは、「生きる」ことに直結します。全てにおいて多様性があるということは、料理の種類にも言えることです。中華料理、マレー料理、インド料理を中心に様々な種類の料理があります。現地では、日本食もありますが価格も高く、味も本来のものとは異なります。従って、留学をするということは現地での食事に慣れるということです。一つの国で本場の多国籍な料理を経験できることはかけがえのないの経験です。《異文化理解力》と私もブログを通して皆様に常に発信しておりますが、本来、《異文化理解力》を根底にあるのは異国の味を知ってコミュニケーションが始まるのではないでしょうか。何も難しいことはありません。言葉の壁が生じても、他のツールを使ってコミュニケーションすることが大切です。

 

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人間力が拡がる

 

 国内に住んでいたとしても様々な人間と関わりあうことで経験を積み、知識がつき様々な場面において経験が役立ちます。しかし、国内においての人間力の形成はあくまで日本での価値観での話です。皆様が国内に住んでいる中で形成された「日本の常識」というものは、海外においては全く通用しません。どちらの是非を問うことはできませんが、尺度でいうとアジアや海外の方が大きくそれにより、柔軟性や対応力が養われます。さらに、勝手が違うことにより日本に住んでいては分からなかった母国の良さを発見することができ、日本人としてのアイデンティティも異国の地にいることによって更に育まれます。

 

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■思考力、判断力の向上

 

 日本のサービスやオペレーションは世界でも随一です。国内で電車を乗る時や食事の際での当たり前のサービス、幼少期から国内で育ったため日本語での理解力や安全性。日本という国は様々な側面があるにせよ、やはり住みやすい国です。シンガポール・マレーシアに限らず異国の地ではやはり同等のサービスやしっかりとしたオペレーションを感じることはできません。ご自身の中で妥協のラインを作る必要があります。他者に対して過剰なサービスを受けないということは思考力の向上に繋がります。ご自身で工夫し、どのようにしたら快適な環境を作ることができるだろうかなど足りないものを足していくという思考が日常の生活の中で鍛えられます。語学に関しても、私たち日本人は幼少期から基本的には日本語しか使わないため英語アレルギーが諸外国に比べ強いです。しかし、街中を歩けば英語表記のものばかりで自ずと第二言語として頭に入ってきます。安全性においは、シンガポールやマレーシアな危険な国ではありませんが、留学をするということは毎日が決断です。そして、責任を取るのも身を守るのも自分です。考え方によってはリスクが高いかもしれませんが、一定のリスクの中でないと得ることができないものもあります。

 

百聞は一見にしかず、やはり現地に行くことにより様々なものを見ること感じることができます。TIP TOP JOBは今後も留学経験者の気持ちを理解できる就職エージェントとしてあり続けます。

 

 

TIP TOP JOBは《語学力》だけでなく、《語学力×留学経験》という価値を求めている企業と求職者の間に入って留学後の人生をサポートしていきます。   

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