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《外資系企業と日系企業の人材採用の違い》

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海外留学経験者の皆様は帰国後の就職先企業として、外資系企業を考えている方が大半になると思います。実際のところ、外資系企業と日系企業の求めている人材像の違いや面接時の対応の相違、就労システムはどのようなものか考えていきましょう。

 

■両者が求めている人物像

 

 面接時の質問内容に関しては、両者とも相違はありません。しかし、企業が求めているベストアンサーは異なります。外資系企業の求めている人材は、経験が豊富に即戦力になり主張をしっかりできる人材を求めています。語学力はもちろんのこと、日本的な体質プラス外国人と同様な価値観があれば、尚良いでしょう。応答の形式としましても、アドリブ力が問われます履歴書や職務経歴書に記載されていない経験など自主的に発言することが重要です。日系企業以上に成果主義な側面を持っており、ご自身を堂々とプレゼンする力が必要になってきます。

 以前ほどではありませんが、日系企業に関しては謙虚さや遠慮などマニュアル的な対応が良しとされております。例えば、外資系と違い職務経歴書や履歴書に記載されていないことを述べてしまいますと非合理的だと思われてしまうことも少なくありません。面接の際は対外資系企業以上に道筋を立てあらかじめ話す内容をまとめておくことが大切です。

 

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■就労の相違点

 

 日系企業にしても、昨今は外資系企業の影響やインターネットの普及により従来の集客方法や営業活動から大幅に効率的、戦略的になり人材に関しても「指示待ち」人間ではなく、自らが課題を見つけ、解決できるPDCAを繰り返し行える人材が必要不可欠です。外資系企業に関しては、前述にプラスα「個」の能力がより一層求められます。「個」が強すぎるぐらいでないと、外資系企業の中の熾烈な競争に勝ち残ることができません。国内企業の中でも、グローバル化やグローバル人材の育成と謳われている中、日系企業外資系企業と同様に「個」の能力を尊重する必要です。「和」を重んじる日本の風土は素晴らしいものがありますが、ビジネスシーンにおいては「和」が時としてスピード力を減退させているのは周知の事実です。留学経験者が日系企業に入ることにより国際社会で戦える社内風土を形成することができ、日本の良さを生かしたグローバル企業を形成することができると考えます。

 

■必要な英語力

 

 外資系企業、国内企業においても昨今、英語力は不可欠なスキルの一つです。外資系企業に至っては、ネイティブレベルでの英語力が必要と思われておりますが、必要とされる語学力は配属部署によって様々です。メールや電話などコミュニケーションが中心の場合は、TOEIC700点以上が必要になり、会議や外部の打ち合わせで使う場合はTOEIC800点以上が必要となります。日系企業においても英語を社内用語にしている企業が数多く存在し、留学経験者においては日系企業に入り、グローバルリーダーとして組織をまとめることが外資系企業において容易だと言えます。

 

■雇用形態

 

 日系企業における転職のあり方も以前に比べ寛容的になりましたが、今だに外資系企業の方が転職に対しては理解があります。スキルのある人材に関しては中途採用においても外資系企業は高く評価し競合他社からのヘッドハンティングも存在します。企業内の労働者に関しても各々が「個」としての働き方を尊重しているので成果報酬型の雇用形態になります。日系企業は良くも悪くも終始雇用の概念がいまだに浸透しており、新卒での採用を主として雇用している企業も少なくありません。評価制度にしても年功序列を主としており転職後のキャリアアップが難しいのが現状です。両者を比べると外資系企業の方が働きやすい労働環境に思えるものの、結果がでなければ解雇という厳しい現実も存在します。

 

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日系企業の社内風土を変えていくには

 

  皆様は留学経験をされたといっても日本で生まれたという事実は変わりません。グローバル人材というものは、日本の文化と諸外国の文化を理解して日本と外国のアイデンティティを持ちビジネスシーンで能力を発揮できる人材のことを指します。土壌を日系企業とし外資系企業の良い点を吸収することが本来の意味での留学後の母国への還元と言えるのではないでしょうか。「企業買収」、「企業合併」と聞くとあまり良い印象を受けない世論ですが、革命を起こすには大きな動きが不可欠になり、今後の転換期の中で、皆様の留学経験は革命をする上で必要な能力になります。

 人材に関しては多様性を求められておりますが、企業の多様性は果たしてあるのでしょうか。終身雇用や年功序列の評価制度は日本の文化に根付いておりますが、そろそろ変化の時です。TIP TOP JOBとしては企業の指針に関しても多様性をもち人材の風通しをより良くすることが急務だと考えております。

 今後は日系企業においてもキャリアップの転職を実現し、確実で安心なマッチングをお約束いたします。

 

 

 

 TIP TOP JOBは《語学力》だけでなく、《語学力×留学経験》という価値を求めている企業と求職者の間に入って留学後の人生をサポートしていきます。  

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