《留学経験を活かして働く仕事 大学職員》
■大学で働く
近年、政府主導の「グローバル人材育成推進事業」「スーパーグローバル大学創生支援」などが注目され、多くの大学でグローバル化が進んでいます。これらの動きを受けて、大学職員の業務内容もグローバルなものになっています。《語学力》や《留学経験》を活かして働く職業として注目される大学職員についてご紹介します。
■業務内容
業務内容は、大学に関する一般事務だけでなく、大学運営のサポートとして様々な試みをしています。学生・国内外の教員・留学生の応対などの日常業務と、カリキュラム改善のための制度変更、他大学・海外大学への交渉などからなる大学運営のサポート業務です。
<日常業務>
日常の業務内容は、主に、国内外の教員、学生の応対などの一般的な大学事務、在籍生の留学案内、手続きと、海外からの留学生への応対です。
◎海外からの留学生・ネイティブ教員の英語応対の内容
学部窓口として、様々な問い合わせを受けて、適宜必要な情報を案内します。また、電話応対、他の部署の案内や、災害などの緊急時の対応などをします。
<日常の英語(日本語)応対の例>
学部窓口 |
履修・授業に関する相談/申請書の受付・証明書の発行/ レポート受領/教室変更の対応/試験対応など |
他部署の案内 |
必要に応じた大学内の部署を日本語・英語で案内 例)就職→キャリアセンターの場所/学割→自動発行機の場所 |
電話応対 |
一般の問い合わせ/留学生・ネイティブ教員・海外大学からの問い合わせ |
緊急時対応 |
災害時の避難誘導など |
<運営サポート業務>
交換留学における海外大学との学生の受け入れのための交渉、また、大学双方の制度整備のため、海外出張をして大学を訪れるなど、運営サポート業務も大学職員の大切な仕事です。
また、少子化の影響で定員割れを懸念する多くの私立大学では、学生確保のための説明会の企画・実施などもしています。運営の強力なサポートとして、地域からグローバルまで広く活躍し、大学を支えるやりがいのある仕事として注目されています。
その他、サマースクールの企画・実施や、成人を対象にしたカルチャースクールの公開講座の企画・運営・実施など、運営サポート業務では高度に大学運営に関わることを担っています。
■《留学経験》を活かした大学事務・運営サポート
このように、学生を取り巻く環境の変化から、大学職員に求められる能力、《語学力》は高度なものになっています。また、採用試験では一般教養として難易度の高い試験が実施されます。多くが大卒者以上と言われる大学職員ですが、さらに留学経験者の実践力を伴う《語学力》、積極性やコミュニケーション能力など様々な能力のベースとなった《留学経験》を活かすことかできる職業として大変人気を集めています。
英語力 |
TOEIC 600~800~ |
専門性 |
高度な一般教養~ |
TIP TOP JOBは《語学力》だけでなく、《語学力×留学経験》という価値を求めている企業と求職者の間に入って留学後の人生をサポートしていきます。